スタッフ291です。
桜の開花も進む中、いよいよ2024年度がスタートしました。進級進学をされたり、また社会人として大きな一歩を踏み出したりと、新しい生活が始まる方も多いのではないでしょうか。社会保険労務士事務所で働くようになり、4月を迎えると、雇用保険の新規資格取得案件が各地で多く申請されているだろうことを想像するようになりました。多くの書類が審査される中、スムーズに手続きが進むようにと、いつにもまして書類作成に不備がないよう気を引き締めている291です。
弊所では、書面申請を行わないとならないもの以外は、電子申請を行っています。窓口に出向かずとも、また24時間いつでも申請出来ることで、「移動」や「開庁時間」という時間的な制約から開放されています。ペーパーレスにも一役買っていますね。育児で仕事を離れていた期間に、こんなにも変化があるものかと思ったのですが、業界の違いということも否めません。効率化出来ることをどんどん取り入れている社労士業界、その快適さスマートさに今ではどっぷりです。
新入社員として初めて入社する環境は、その後の社会人人生に、働き方の一つの基準を与えてくれると思います。社会人としてのマナーや、働く姿勢、そのマインドまで形成されることもあるでしょう。仕事の楽しさを知る反面、不慣れなことで、失敗や恥ずかしい思いもたくさんするかもしれません。私自身、間違いのあってはならない環境で新社会人となり、その業界を離れた後も、失敗をしてしまうことに恐怖心が残りました。
そんな私の発想が大きく変わったきっかけは、今の代表との会話でした。社会保険労務士事務所として、事務処理を正確に行うことは基本です。ですが、失敗をしたとき、原因を人に見出すのではなく、環境に見出す必要がある、と言われたのです。次に同じことを繰り返さないため、働く動線を見直す視点を持とうと。気づかなかった人が悪いと責めるのではなく、気づかなかった原因は何なのか、どうしたら確実に過ちを起こさないようにできるのかを考えようと。
この考え方を、もっと早くに出来るようになっていたらどんなにか明るい社会人人生が過ごせたでしょうか。(暗い人間だったわけではありませんが!)そして、この考え方が多くの人に共有されたら、より多くの人が前向きに働けるようになるのではないか、私のように救われたと感じる人も増えるのではないかと思うのです。4月から新入社員となる皆さんにも、この建設的なマインドを持たれることをおすすめしたいと思います。頑張れ、フレッシャーズ!
スタッフ291のちょっと一息Tea Break