お知らせ・ご案内

変化を楽しむ

    291

    スタッフ291のちょっと一息Tea Break

     年明け早々、大変な災害に見舞われた地域にお住まいの皆様に、心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早く心穏やかな日々が戻りますことをお祈り申し上げます。

     

     スタッフ291です。連日北風の冷たい日々で、先日は千葉でも今年初めての雪が降りました。寒い冬空の下、木々の芽が固い蕾の中で芽吹く力を大きくしているように、弊所も新しいアイディアの芽をたくさん出せるよう、お客様のこと考えぬいていこうと思っています。

    どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

     今回は、10月から1月にかけて行われた全4回のセミナー(ビジネスを行う上での思考プロセスを学びました)を受講してからの、私の中で起きた小さな変化について綴りたいと思います。

     私は、スタッフ291と名乗っているとおり、こちらで働きたい!と志願して採用された立場です。社会人になってから起業経験はなく、仕事に対して「目の前にある業務をこなす」という視点がどうしてもありました。今回のセミナー受講後からは、「業務をこなす」のではなく、「行われた仕事が及ぼす影響(その先にあるもの)」について考える癖がついてきたように思います。その癖は、業務に向けてはもちろんですが、日常の思考にまで及んできているのです。

     たとえば、ケーキ屋さんに行った時の事。お店の前に出された立て看板には、その日バースデーケーキを注文したお客様に向けて、お子さんの名前とお誕生日おめでとう!のメッセージが書かれていました。ご注文ありがとうございます、ではなく、純粋にお誕生日おめでとう、と。ケーキを取りに来た時に頼んだお客様は嬉しくなりますし、バースデーケーキを頼むとこんなサプライズがあるんだと他のお客様への宣伝効果も十分。なにより、そのお店の雰囲気の温かさが伝わってくると感じました。バースデーケーキを頼んでいないのに、このお店好きだな、とファンになったのを覚えています。そしてこの「なんかこのお店好きだな」という感覚を受けて、小さな工夫でファンを増やす(また来店したくなる)ってこういうことかな?真似できるかな?と、立て看板一つから考え始めるのです。

     またある時、個人的に大好きな家具屋さんの展示会に伺う機会があり、どうしてその家具屋さんのファンになったのか、どうしたら私のようなお客様が増えるのか、ということについてインタビューを受けました。もう、頭の中ではこの家具屋さんとの出会いから、ファンになっていく過程がぐるぐる回り、アイディアが出てくる出てくる。自分自身の行動をセミナーで聞いた思考プロセスに当てはめて、また気づきを得るのです。

     このようにセミナーで得た思考プロセスにより、さまざまな業種のビジネスについて考える癖がつき、またそれが楽しくなっていきました。こうなると、では今、自分の仕事にはどんな工夫が出来るのか、とまた思考実験が始まります。いちスタッフである私を、一緒に事務所のこと・お客様のことを考えていきましょう!とビジネスの仲間として迎えてくれチャンスをくれた環境に感謝しつつ、自分の中に起きている変化をもっと楽しんでいこうと思っています。