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リモートワークと子育ての関係

    291

    スタッフ291のちょっと一息Tea Break

    スタッフ291です。

     本日は、ここ千葉市の公立小学校の入学式です。本日ご入学をされる新一年生の皆さん、保護者の皆様にはこころよりお祝いを申し上げます。

     近年稀に見る桜の遅咲きにより、近隣の校庭の桜が今日の入学式に合わせるかのように、綺麗に満開を迎えていました。ピカピカのランドセルとふんわりピンクの桜は、最高の組み合わせだと思っているのですが、まさかの大雨。日本には、「雨降って地固まる」ということわざもある通り、雨で始まった小学校生活が、ますます楽しいものになることを祈っています。

     しかしながら本日は、雨は雨でもかなりの「荒天」。事務所のある海浜幕張は海に近く、このような天候の時には、風が猛威をふるいます。「明日は大雨みたいですが、出勤どうします?」という会話のもと、リモートワークを選択することにしました。私には小学生の子供がおり、普段は学童保育(千葉市では「ルーム」と呼ぶのですが、自治体によって呼び方が色々あるようですね。)を利用しています。入学式に参列しない学年のため8時50分には下校するので、もちろんルームを利用する予定でしたが、移動中の天気の不安から、仕事中はじっくり向き合うことができないことを子供に理解してもらって、自宅へ帰宅させることにしました。

     今日のような状況でリビングで仕事をするにあたり、業務に集中出来るかどうかは、環境の整え方と子供との協力が鍵だと思っています。

     環境の整え方で一役買っているのが、遮音性能の高いイヤフォンです。私のリモートワークの相棒であるイヤフォンを装着することで、多少の音は入ってくるものの、かなり集中力が高まります。危険なことに気づきたい反面、仕事にも集中したい、その両方を叶えてくれています。また、デスクを壁に向けて配置し、スクリーンで囲まれ個室感が生まれているのも、良いのかもしれません。

     そして子供との協力。これは、子供へお願いとして相談しています。私が仕事で充実している時間、子供にも良い時間を過ごしてもらいたいため、事前に一緒にスケジュールを考え、それも柔軟に変更して良いなど、子供に時間管理の主導権を持ってもらうことで、それなりに楽しく過ごせているようです。そして、時々「頑張ってるね」「どうかな?」「ありがとう」などと声掛けをしています。親がリモートワークをしている時間、一緒に家に居られることが子供にとっても、ハッピーな時間だと思ってもらえたら願ったり叶ったりですが、それは追々の目標です。

     短時間勤務の今、このやり方で何とか乗り切れています。こうして振り返ってみると、あまり珍しくない工夫の仕方ですが、やはり事務所に出勤するのと家に子供がいるときにリモートワークをするのとでは集中力に差が出ると思い、集中出来るための工夫は全てやっていこう、うまく行かなかったらまた考え直そうと思いながら過ごしています。工夫は必要でも、リモートワークを選択できる環境であることは、いざというときに本当に助けられていますし、子供に働く姿を直に見せられている点において、非常に有意義だと思っています。元々、「ママ、もう私大丈夫だから、働いていいよ」と6歳のときに言われたことが再び働き始めたきっかけだったので、働く姿を見せられることは私の本望でもあるのです。リモートワークが社会に根づいたのは、コロナ禍での働き方の模索のためであったと思うのですが、子どもたちの世代が「仕事をすること」を身近に感じられるようになったのは、副産物としては大きなものだったのではないでしょうか。