お知らせ・ご案内

ノートから読み取れる変化

    291

    スタッフ291のちょっと一息Tea Break

     スタッフ291です。業務時間中、少し余裕のある時間が出来たので、デスク周りを片付けました。手前味噌ですが、ペーパーレスの効果か、弊所は本当にすっきりした事務所なので、気合を入れて片付けるぞ!ということは、これまでもあまりありません。ちょこちょこと自分のために書き溜めたマニュアルノートを整理したいと常々思っていたので、今日はそちらに着手。今までも時々シュレッダーにかけていたので、小さなノート2冊程度の軽いお片付けです。

     私にとってメモに書き留めることは、聞いた内容を忘れてしまったときの保険と、手を動かすことでの記憶の定着、という2つの意味を持っています。定着した内容はシュレッダーし、忘れやすいことや複雑なため都度確認した方が良いことは残しています。

     そんなノートを振り返ると、入所当初の取り組み方と今の取り組み方の違いに気づきました。右も左もわからない入所したての頃、一言も聞き漏らすまいと、聞いた内容をそのままにメモし実行。今思うと、間違わずに仕事をすることにばかり気持ちがいき、今行っている作業がどういう意味を持ち、どのような影響があるのかまで考えが及んでいなかったように思います。

     「丁寧に仕事を行う」ことを日々心掛けていますが、今一度「丁寧」という意味を調べてみました。丁寧とは、細かな部分に注意や気配りが行き届いている様、入念に丹精込めて行う様、、、などと出てきます。事務を行う上で丁寧さは大切なことですが、向き合っているのは「間違いのない書類」ではなく、その書類の向こう側にいる「生活を営んでいる人」であるがゆえに、丁寧な仕事が出来るようになるのではないでしょうか。

     最近は、業務上のメモもあまりとらなくなってきました。日々の業務が定着したからではありますが、新たな業務にあたる際はやはりメモは欠かせません。そんな最近のメモは、入所当初に比べると、効率的でマニュアルメモとしての機能が良くなっていると感じます。それは、誰のために、何のために、どんな効果があるのか、を意識できるようになったからではないかと思います。

     書類1枚で行われる仕事にも、温度感を感じながら取り組むことを心掛けています。